しごと


デコ屋敷の張り子作りは、幕藩体制の安定した元禄時代に始まったとされます。

 

代々、農業にいそしみながら張り子作りの腕を磨き、庶民文化が高揚した文化文政時代には、江戸をはじめ各地に三春張り子の名を高めました。

 

中でも当店は歌舞伎舞踏を題材とした人形が有名で、他にも雛人形など季節に合わせた商品も取り揃えています。

 

昔ながらの工法にこだわっている当店は、和紙の張り付けから型抜き、絵付けまでを人の手で実施していることから、手作り独特の風合いを感じていただけるものと思います

 

張り子



土を用いる伏見人形(京都)や堤人形(仙台)に対して、和紙を用いた独特の張り子人形であることが特徴です。

 

幸せを求める庶民の祈りや願いを叶える縁起物として生まれ、あくまで素朴さを失わず、優美な造形を忠実に守りながら、三百年たった今も、多くのお客様に愛され続けています。

 

デコ屋敷でつくられる三春人形は多種多様で、製作に用いられる木型は福島県の重要民族文化財にも指定されています。

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絵付け体験



元禄時代に誕生した高柴の張子人形は、鮮やかな色使いが特徴です。

 

ここデコ屋敷では、初心者でも簡単に絵付け作業が体験できます。和紙で作られた張り子に、それぞれの感性で色を落し、自分だけのオリジナル張り子を完成させてください。

所要時間は約30~45分程度。当日お持ち帰りが可能となっています。